そろそろフェミニストについて考えませんか?
通り雨が降って、汗と雨に濡れて帰宅しました。雨の日の帰宅後、なんとなくジメジメして室内があたたかく感じます。
髪が濡れてほんのりと香るシャンプーが心地よいです。
では本の紹介をしますね。
今回ご紹介する本は「男も女もみんなフェミニストでなきゃ」著者 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ 河出書房新社 です。
フェミニストと聞くと、女性が優位に立ち男性の立場を追いやるようなイメージがあるかもしれません。本を読むと、実際にアフリカではそういう考えなんだとか。
でも、''女性がお金を払ったのに、お金を受け取った人は女性の隣にいる男性にお礼を言う''なんて、おかしいですよね。
''女性が持っているお金は男性が稼いだもの''だと認識しているからそういうことが起こる。、、、
私たちが受ける教育がいかに大切か考えさせられました。
この本ではアフリカでの女性が男性よりも立場が弱いことが書かれています。でも、それは結局''おかしい''と気づくか気づかないかの違いなんです。
それは、空気が作っていたり伝統的な考えがつくっているものです。
じゃあ、日本ではどうなんだろう?
私は日本で住んでいて、就職してからすぐに、祖母から「就職したからその次は結婚だね」と言われて少し違和感を感じたことがあります。
「女なんだからそんなに仕事は頑張らなくてもいいよ」と言われたことも。
でも、祖母は''それが普通''だと思っていて私の幸せを考えて言ってくれてるんですよね。
私と祖母の価値観が違うから違和感が生まれる。
日本でも、男性と女性をジェンダーで差別しているんだと感じました。
私は、自分が感じたジェンダーの違和感を見逃さずに気づいたら話し合うことが大切だと思います。
そして、''男性はこうあるべき''という価値観にも疑問を持っています。
この本では、男性も女性も''こうあるべき''という価値観を持っていたらそれを考えなおそうと言ってるように私は受け取りました。
フェミニストは女性だけでなく男性もなれるということですね。
では、今回はこのへんで終わります。